② ホームホワイトニング
ホームホワイトニングはご自宅で行うホワイトニング法です。
ホームホワイトニングの流れ
- お口の中の状態の確認を行います。
- 専用マウスピース用の歯型をお取りします
- 後日、専用マウスピースと薬剤をお渡しします
- ご自宅等にてご自身でホワイトニングを行って頂きます。
歯科医院に通わずに、自宅で専用のマウスピースを装着して、歯を白くするのがホームホワイトニングです。マウスピースは歯科医院で型取りして作成しますが、それ以降は自宅等で対応できます。マウスピースの作成と薬剤の処方を受ければ、読書中などの隙間時間にご自身時間に合わせていつでもできることがメリットです。既製品のマウスピースですと、薬剤が漏れて歯肉を痛めたり、薬剤が均一にいきわたらずに色ムラができたりなどのことが起こりますが、歯科医院で専用のマウスピースをお作りしますので、ご安心ください。
ご自宅では、歯科医院で処方されたホワイトニングの薬剤を専用マウスピースに注入し、一回あたり1~2時間程度装着します。ホームホワイトニングで使用されるホワイトニング剤は、オフィスホワイトニングよりも濃度が低いものですので、個人差はありますが、白さが定着するまでマウスピースの装着を2~3週間かかるといわれています。効果が実感できるようになるまで時間がかかりますが、オフィスホワイトニングよりも白さが長持ちすることがホームホワイトニングのメリットです。効果の持続期間一般的には6ヶ月~1年程度と言われています。マウスピースの変形などにより効果が出なくなることもありますので、定期的なチェックを受けることが大切です。
③ デュアルホワイトニング
歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅等で行うホームホワイトニングの両方を併用する方法です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのデメリットを補いあうことができるので、短期間で白さを実感でき、また長期的に効果を感じることができます。
④ ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチとは、歯の神経をすでに取り除いている歯で、歯の色が暗く変色している場合に行うことができるホワイトニングの方法の一つです。
※ウォーキングブリーチは神経が生きている歯に対しては行うことはできません。
歯の色は人それぞれですが、「歯の神経がない」「歯の神経が死んでいる」などの歯の神経の有無によって歯の色が灰色っぽいようなくすんだ色に変化することがあります。お口の中で1本だけでもこのような状態になっているとその歯だけ他とは色が違うため目立ってしまいます。
このような場合、歯の内側に薬剤を置いて、内側から白くしていくことができます。これがウォーキングブリーチと呼ばれる方法です。
白くなるのはご自身の歯のみです。神経がない歯と言っても、被せ物をしている歯やレジンと呼ばれるプラスチックの詰め物をしている部分は白くなりません。ご自身の天然の歯の表面部分が残っているというのが前提になります。
施術の方法
- 歯の裏側から穴を空けます
- 薬が根の先の方に流れていかないように、プラスチックで一層の下地を作ります。
- 開けた穴にお薬を入れて、しっかりと蓋をします
- 3の工程を7〜10日ごとに2、3回行います。
- 色が変わったことを確認し、問題がなければ裏側の穴をプラスチックでふさぎます。