Medical guidance 診療内容
むし歯
Cabity
まずはむし歯にならないようにどのようなことをすればいいのか、お一人おひとりの生活習慣に合わせた予防方法のご提案をさせて頂きます。
むし歯はお口の中にいる細菌(ミュータンス菌)が酸を出し、その酸によって歯が溶けていく病気です。歯磨きの目的はこの原因となる細菌を取り除く事ですが、多くの現代人は一日の歯磨きの回数は1〜3回程度です。しかし、お口の中に食べ物や飲み物が入る回数はその何倍もあります。そのため、むし歯の予防に歯磨きはとても重要ですが、歯磨きだけで予防はできません。食生活を中心とした生活習慣が大きく関わってきます。
むし歯は進行の度合いにより、治療の内容が変わります。
初期のむし歯の場合、むし歯があったとしても、削って埋めるという治療が必要でないことがほとんどです。
むし歯治療は、修復治療と呼ばれます。
皮膚は擦りむいたり、切ったりしてもまた皮膚が再生しますし、骨折をしたとしてもまた骨が作られます。
しかし、むし歯で歯を削った場合そこに歯は再生しません。セラミックやプラスチックなどの人工物によって天然の歯を模造したものが入るのです。皮膚を切り取り、人工の皮膚を貼り付ける治療と似た事を行なっているのです。
進行性の虫歯の場合は、削って人工物を埋める必要がありますが、むし歯を削るタイミングをいつにするのかの判断は非常に重要です。